叡電八瀬比叡山口駅にクイズラリーの問題が出題されているので、叡電に乗ることとなりました。
わたしが叡電を利用するのは、およそ4年ぶり。
その間に、700系(デオ730形)のうち1両をを大幅に改装した観光列車「ひえい」のデビューや、「ノスタルジック731」や「メープルグリーン(青もみじ)のきらら」の登場など、車両面においてかなりの変化があったので、利用するのは出発前から楽しみにしていました。
叡電の出町柳駅に来てまず遭遇したのがこちら。
今年(2019年)3月にリニューアル改造が施されたデオ720形722号です。
前面も行先表示、ヘッド&テールライトがLED化されています。
今回最大の目的は、なんといってもこの「ひえい」に乗ること。
この日は、出町柳駅に「ひえい」の時刻表が掲示されていました。
鞍馬線は基本的に2両編成の車両(デオ900形、810形、800形)が運用に入ります。
このデオ800形(802-852)の編成には、鞍馬線開通90周年記念のHMが掲出されています。
出町柳駅ホームの改札口側を望む。
ホーム屋根の飾りがレトロな感じを醸し出しています。
さて、わたしは八瀬比叡山口行きの電車に乗って、クイズ出題駅の八瀬比叡山口駅に行きました。
途中の修学院車庫には、「ノスタルジック731」(デオ730形731)や三陸鉄道色(2020年3月まで(予定))のデオ710形712などの車両が留置されているのが見えました。
八瀬比叡山口駅に到着した電車が留まる反対側のホームには、前回訪問時にはなかったこんなものを発見。
新しくなった駅名標とその奥には、京都電燈として開業した1925(大正14)年9月27日当時の駅名「八瀬」の駅名標が建てられていました。
(ひらがな表記はもちろん当時の読み方(右から)で、関西弁ではありません(笑))
いったん改札を出て、乗車してきた電車(デオ720形723)とドーム型の屋根が付いたホームを撮影。
ドーム妻部には、かつて駅舎の上に取り付けられていた装飾が残されています。
出町柳方面を望む。
奥に見えるのはシーサスクロッシング(ダブルクロスポイント)やレトロなで小ぶりな架線柱、ホームには信号機や確認用ミラーが取り付けられています。


さて、こちらも前回の訪問時には気付かなかったところ。
ホーム屋根内側に取り付けられた小型照明がカラフルに光るのです!!
見ていてとても楽しかったです(#^.^#)。
デオ720形723が出町柳行きの列車として発車してゆきます。
このあと、入れ替わりでやって来た、観光列車「ひえい」(デオ730形732)。
叡電のHPなどのイメージ画像などを見て最初は違和感がありましたが、こうして見ると霊場「比叡山」への足として相応しい車両に見えました。
ホームへ到着する「ひえい」。
2018(平成30)年3月21日にデビューしたこの車両。
鉄道友の会の今年(2019年)のローレル賞を受賞しました。
同駅のホームにもしっくりとくるデザイン、素晴らしいと思います。
これで、特別料金がいらないのですから。
ホーム終端側より。
ホームを覆う大きな屋根も見事です。
「ひえい」も際立って見えました。
観光列車「ひえい」の車両イメージと、「ひえい」を導入した経緯について、同駅ホーム内にこんな掲示物がありました。
(クリックすると拡大します)
その近くにこんなポスターも。
ご存知、叡電鞍馬駅前にあるモニュメントの大天狗(おおてんぐ)です。
去る18日に2代目の大天狗がお披露目されました。現在展示されている大天狗ですが、叡電の発表では今年の12月20日まで展示されるとのこと。「今の大天狗を見ておきたい」・・・。そう思ったわたしは、「ひえい」で出町柳まで戻るのを急きょ変更して、鞍馬駅まで向かうことにししたのでした。
(つづく)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

