京阪電車撮影日記(2019.9.14)(後編)
前編の続きです。
藤森駅での撮影の後、来る10月1日に駅名が変更される深草駅に短時間ながら訪れました。

駅名標のそばには、「龍谷大学前」という副標が掲出されています。

待避線の4番線(大阪方面)ホームに出町柳行き急行運用の折り返し回送電車が停車しています。
2面4線のホームを持つ同駅の4番線と1番線(京都方面)は待避線となっています。ちなみに同駅はこのように待避設備があるため、音楽家の向谷実氏が作曲した発車メロディーが流れます。


実は、同駅で下車するのは、今回が初めてなんです(汗)。
現在の駅舎は2016(平成28)年3月に完成したバリアフリー対応の橋上駅舎となっていて、西口、東口双方で通り抜けが可能です(画像は西口)。
西口の周辺には龍谷大学深草キャンパスなど、教育機関が多くあります。一方の東口ではJR奈良線の稲荷駅が1kmも離れていない場所にあります。

再びホームへ戻ります。
ホームは前述の通り、島式ホームを備えた2面4線の構成です。
以前は墨染駅や藤森駅と同様に、同駅のホームの柱は「深緑色」に塗られていましたが、現在は塗り替えられています(同様に墨染駅は濃い灰色、藤森駅は藤色に塗られていたが、現在は塗りなおされている)。
また、1910(明治43年)の京阪電鉄開業時に併設された深草車庫も淀車庫の完成(第1期工事)で1980(昭和55)年3月17日に廃止されました。その後、橋上駅舎の完成後に東側に残った留置線も撤去されました。

ホーム大阪方面を望む。


「立入禁止」の標識があるその向こうには、旧ホームの跡らしきものが見受けられました。京都方面ホームにはその部分に確認用のTVモニターが設置されています。
深草駅は、2019(令和元)年10月1日に駅名が「龍谷大前深草」に変更されることが発表されています。
また、八幡市駅も同日に「石清水八幡宮」駅に、男山ケーブル(鋼索線)は「石清水八幡宮参道ケーブル」に名称変更し、八幡市駅は「ケーブル八幡宮」駅に、男山山上駅は「ケーブル八幡宮山上」駅に駅名がそれぞれ変更されます。
(完)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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