大阪環状線の201系運用終了にちなんで~わたしの撮影記録より~(前編)
JR西のHPの発表によると、大阪環状線で2016年度から導入してきた新型車両323系の全車が投入を完了することとなり(くわしくはこちら(JR西のニュースリリース))、今月7日(金)をもって大阪環状線、JRゆめ咲線で運用されていたオレンジ色の201系は運用を終了することとなりました。
今回はそれにちなんで、大阪環状線とJRゆめ咲線(桜島線)で活躍してきた201系をわたしの拙い撮影記録から振り返ってみたいと思います。

大阪環状線(以下、環状線)で活躍してきた201系。以前はJR京都・神戸・宝塚線の普通電車(京阪神緩行線)にて7両編成で運転されていましたが、321系の導入により他線への転用が始まり、環状線を受け持つ森ノ宮電車区(当時)で2005(平成17)年12月より営業運転を開始し、同線の主だった103系を順次置き換えてゆきました。
なお、環状線への転入された車両は、すべて体質改善工事を施工した車両となりました。
画像はスカイブルーのまま運用についている車両です。
場所は大阪城公園駅のホームです。いつ頃の撮影かは記憶していませんが、おそらく2007年~頃と思われます。この時はどういうわけか(笑)、子どもが数人いました。

JRゆめ咲線直通列車の運用についた、201系(クハ201-120ほか8連)。
車体のラッピングですが原版を見ると「岡山デスティネーションキャンペーン(DC)」によるものでした。
JR西の車両へのラッピングは、この頃から始まったものだと思われます。

ところ変わって、桜ノ宮駅にて。
画像左側には桜の花が咲いているようにみえます。

こちらは当時の「新旧交代」をうかがわせる1枚。
転入間もないスカイブルーの201系(右)と「古参」クラスになる103系(クハ103-32ほか8連・左)の並び。
この頃は103系では先頭車の向かって前面窓の左下に車番を、201系ではスカートに標記されるようになり、わたしでも市販の車両編成表があれば、各車の編成番号がわかるようになりました。


前出の4枚の写真はフィルムによるものでした。
ここからはデジタルカメラでの撮影によるものです。
まずはこちら。
2012(平成23)年3月11日、京橋駅にて(上)、大阪駅にて(下)。
この頃になると車番がスカートから前面窓下に移っています。ただ、フォントは今のものと少し違って見えます。

表示幕が「京橋行き」の201系。
この編成では「大阪環状線50年」の記念HMを掲出しています。


弁天町駅にて撮影した201系(2012年5月26日撮影)。
この編成では先頭車前面の車番が前面窓左側とスカートの両方に標記されています。また、クーラーもオリジナルのAU75系から新型のものに交換されているように見えます。
下の写真を見ると、行先表示器が原型の「幕表示(JR西タイプ)」です。また、「弱冷車」をあらわすステッカーも1号車と2号車となっています(現在は2号車と7号車を弱冷車に設定)。

今回の記事を作成するにあたり、参考にさせて頂いた「鉄道ピクトリアル」(2006年4月号/No.774)(電気車研究会刊)です。
(つづく)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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