阪堺電車訪問記(2018.12.15)(6)
(5)の続きです。
このあと、帰路につきました。
乗車した天王寺駅前行きの電車は、モ601形モ603号でした。
浜寺駅前をあとにしました。
後発の電車とすれ違い。
写っているモ602号は、黄金糖という1923(大正12)年の創業の浪花名物のお菓子の広告電車です。
大和川などにも立ち寄りたかったのですが、寒かったのと時間の関係で今回は見送ることに・・・。
さて、ここで新たな情報を仕入れました。
堺市内にかん袋のくるみ餅なる名物の和菓子があるのです
次回訪問の際に立ち寄ってみたいと思いました。
詳しくは、こちらを(くるみ餅のかん袋さんのサイトです)
かん袋さんの体験リポートの記事も見つけました。
あわせてご覧ください。
我孫子道に着きました。
今回は恵美須町電停も見に行くことにしていたので、ここで恵美須町行きの電車に乗り換えます。
その前に、ほしかった阪堺電車のグッズを購入しました。
天王寺駅前、恵美須町方面の乗り場から我孫子道車庫が見えます。
奥の方には、今回見れなかった電車も留置されていました。
しばらくして、先ほどのモ602号車が折り返してきました。
このあとに、我孫子道始発の恵美須町行きの電車がきます。
この時「きょうは貸切電車は走らないみたいやねぇ・・・」という声が・・・。
貸切電車とは、あのモ161号による電車のことです。
この日は、ここまで来てモ161形は1両も見ませんでした。
現在計4両が在籍するモ161形は、今は他の車両で運用がほぼ賄えているので、4両のうちのどれか1両が運用に入るか入らないか・・・といった感じで、一昔前と違って遭遇する確率が低いことが分かりました(ただし、正月の住吉大社の参拝客輸送の際は、フル稼働するらしい)。
「今回は分が悪かったみたい・・・」
そう思いつつ、恵美須町行きの電車に乗りました。
この時は最後部の座席に座りました。
しかし、これが良い結果につながるとは、まだ予想できませんでした・・・。
我孫子道を発車して、一つ先の安立町(あんりゅうまち)を過ぎたあたりで、後方を見ると、濃い緑色の電車の姿が目に入りました。
「もしかして・・・」。
そう思ったわたしは、急きょ住吉鳥居前で下車しました。
すると・・・。
「エーッ、まさか」
そうです
モ161号車の貸切電車を見ることができたのです
「わぁー、マジかーっ!!」と思わず声に出してしまいました。
そして、去り行くまで見送ったのでした。
ここで、予定変更。
後続の天王寺駅前行きの電車に乗車して、阿倍野にて下車。一つ先の天王寺駅前では同車が止まっていました。それを見送ってから、Osaka Metoro谷町線に乗って帰路についたのでした。
まさか、帰り際にこんな結果となるとは・・・。正直驚きました。
次回訪問の際には登場時の姿に復元された、青い雲電車のモ164号や金太郎塗りのモ165号など、ほかのモ161形にぜひとも逢いたいと思っています。
(完)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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