京都鉄道博物館で、オレンジ色の103系を見てきました。(前編)
今回は、京都鉄道博物館(京都てっぱく)で去年の11月に期間限定で展示された、オレンジ色(大阪環状線で活躍した)の103系を見てきた備忘録を書かせていただきます。
この日は、大阪環状線(以下、環状線)で運転され、「103系」にちなんだ2017年10月3日をもって運行終了した、森ノ宮支所所属のLA04編成の先頭車(クハ103形)2両(843号車および802号車)が同館の車両工場にて展示されました。
この日展示されたクハ103-802号車には、環状線開業30周年記念、843号車には同じく開業50周年記念の際に掲出されていたHMを取り付けて展示されました。
ここで、展示された車両の細かな場所を見てゆきましょう。
環状線内回り向き先頭車の802号車は、「弱冷房車」となっています。
乗務員扉の手掛け。
わたしは、ここまで観察してなかったのですが、JRになってから取り付けられたものと思われます。
なお、末期の森ノ宮支所に在籍していた103系には、新車のようリニューアルする「体質改善40N」と、製造後30年程度まで使用できる工事「体質改善30N」の2種の車両が使用されていました。
LA04編成には、この2種が混結されていました。
詳しくはわかりませんが、このLA04編成が最後まで環状線に残った理由は、乗降扉や側窓が、このような原型だったのかもしれません。
ちなみに、2005(平成17)年からの環状線への201系転入後の103系は、先頭車が高運転台で、車齢が比較的若い車両で揃えられていました。
この日には、こんなものが。
子供にもわかりやすいように、展示されている2両の103系について説明されたパネルが掲示されていました。
※おまけ画像
以前、当ブログで記事に書いた、1991(平成3)年4月に森ノ宮区(当時)で開催された、環状線開業30周年のイベントの中の1枚です。
この頃は、環状線は103系の天下でした。
在りし日のクハ103-802号車の1枚。
丸ビルと絡めて。
次回は、車内などを紹介します。(続く)
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