梅田の阪急百貨店で開催された「鉄たび展」を見てきました。(前編)
去る8月17日~28日に、梅田の阪急百貨店にて開催された、「鉄たび展」。
わたしは、25日に見てきました。
概要は割愛させていただき、当記事では同イベントの展示物を中心に紹介していきます。
2014(平成26)年に亡くなられた「鉄道模型の神様」、原信太郎氏の紹介です。
神奈川県横浜市にある、原鉄道模型博物館の紹介です。
ちなみにわたしは、2011(平成23)年の8月20日に天六(天神橋筋六丁目)にある「大阪市立住まいのミュージアム 大阪くらしの今昔館」にて開催された「原信太郎 鉄道模型を極める-関西の鉄道・まち」という特別展を見てきました。
その時の模様は、こちらの記事をご覧ください。
それでは、展示物を見ていきましょう。
これは、スイスの国鉄の車掌鞄(カバン)。
その横には、世界各国の古い時刻表が。
続いて、車両模型の展示。
上からオリエント急行(ベルギー)、ナハ22000系(日本)、サザン・パシフィック鉄道客車(アメリカ)。
「ガラス電車」で知られる、ドイツ国鉄ET91形電車です。
わたしは「鉄道ファン」(交友社刊)の記事ではじめて実車を知りました。
一方こちらは、日本の車両。
左に見えるのは阪急の「京とれいん」、その隣は近鉄の「しまかぜ」。
再び車両以外の展示品です。
これは、オリエント急行の食堂車のランプ。
かつて運転されていた「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」の食堂車のランプも、これをヒントにしたのかもしれません。
原信太郎氏が青年時代に駅で押されたスタンプ帳です。
これらは、1934(昭和9)年~1936(昭和11)年に押されたものです。
戦前に発行された切手(夫婦岩のデザイン)に、昭和11年12月27日付けの消印が押してあります。
「那智の滝」がデザインされていて「那智」と記載されているので、おそらく(当時の)那智郵便局で押されたものと思われます。
関西の観光列車・豪華列車と題して、阪急の「京とれいん」、近鉄の「しまかぜ」、「青の交響曲(シンフォニー)」のイメージが展示されていて、その下に先ほど紹介した模型が展示されていました。
現在JR九州が運行している観光列車「JRKYUSU SWEET TRAIN 或る列車」の原点となった豪華客車列車「或る列車」について解説したパネルです。
「或る(ある)列車」という、なんともいえない不思議なネーミングがとても印象に残りました 。
(後編につづく)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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