トミックスの40年の足跡が辿れる1冊。
昨年(2016年)、ブランド誕生40周年を迎えた「トミックス」。
それを記念して、このような本が発売されました。
それがこちら。
「TOMIXの40年」。
巻頭には、広告やパンフレットなどに掲載された秘蔵写真。
以下、40年間の製品の歴史の振り返りや、トミックスを現在のかたちに育て上げた「証言者」の皆さんのインタビュー、復刻版「TOMIX 最初期製品パンフレット」etc・・・。
これを読めば「トミックスの40年間」がよくわかる、とても中身の濃い内容となっています。
中でも「復刻版パンフレット」の内容(1976年)は、当時のこれだけの商品ラインナップを見て、「現在のものと比べて、まったく遜色なし」と、思わず感激しました。
この本の車両が走る写真集も、自分が過去に鉄道雑誌の広告でみたことがあるのと、その昔、購入したことのある製品もありました。
車両では、113系電車(関西線快速色)の先頭車と動力車を各1両。
これらは、記憶ではわたしが小4の頃に母におねだりして、わけもなくレールやコントローラー(パワーユニット)と一緒に購入しました。
今風でいうと「鉄道コレクション」といった感じでしょうか・・・。
その他でいえば今は残念ながら手元にありませんが、高校生の頃にアルバイトの収入で購入した、建物(ストラクチャー)の中で、特に広告が印象に残っている「商業ビルセット(キットタイプ)」(これらは3種あり、現在は仕様を変更して単品販売している)があります。
この製品の看板広告には「カゴメトマトジュース」やソニーの「ウォークマン」の当時のロゴや同「ベータマックス」があり、今思えば、手放した(のか処分した)のがとても後悔しています・・・。
あと、この本には記載がありませんでしたが、かつては「トミックステレフォンガイド」というものもありました。
一方こちらは、現在も毎年販売されている「トミックス総合ガイド」(製品カタログ)の最新版(2016-2017年版)です。
右下に「トミックス40年記念」のロゴマークが添えてあります。
現在は発売元がトミーテックと社名が変わり(以前はトミー)、「ジオコレ」などの製品の多様化など、これからもどんどん進化しているのが見て取れます。
トミックスでは40周年を記念して、新たな新商品(「新型カメラシステム」、「新型ホーム」など)の展開をスタートしました。
トミックスが今後も「鉄道模型をユーザーの皆さんが楽しみを共有できるブランド」として、より一層の発展を願うばかりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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