シリーズ「52年間ありがとう 交通科学博物館」(11)
こちらの記事の続きになります。
ふたたび、館内の展示物を見学。
見事な出来栄えの鉄道絵画(?)を2つ発見。
でも、右上の漢字が読めな~い・・・。
こちらは、国鉄東名高速バス。
前面には「ドリーム号 東京駅」、ナンバープレートには「国鉄ハイウェイバス 東名1号車 1969」と記されています。
これら、鉄道車両以外の展示物(自動車や飛行機など)は、残念ながら大半が姿を消してしまいました・・・。
このあと、以前の記事でもアップした、同館が2002年7月に建設した屋外展示場「プラットホームプラザ」へ移動しました。
「プラットホームプラザ」とは、2代目京都駅の旧1番線ホーム上屋を移設したものです。
今回は同館の入口側の展示物の一部を見てみましょう。
「鉄道記念物」に指定された、233号蒸気機関車。
こちらは、ファンの間では「2枚窓の湘南電車」として知られる、80系電車(クハ86形1号車)。
前述の「2枚窓」のいわゆる「量産車」の写真は多数残されていますが、保存車はゼロ。
この1号車が保存車として抜てきされたのは、何よりも素晴らしいことだと、わたしは思います。
ちなみに右の写真の電車は、東海道新幹線開業前に「特急こだま号」として東海道線を疾走した、151系電車です。
これは、皇室・貴賓(きひん)客用のマロネフ59形と呼ばれる寝台客車です。
ご覧のように、右側に見える階段を上がると、ホームを模した造りとなっていて、照明やベンチ、洗面台など、当時の旧1番線ホームの情景が忠実に再現されています。
このあと、弟ファミリーと合流して帰路につきました。
次回、わたしが同館を訪れたのは、閉館というお知らせが同館のHP上に掲載された、翌年に持ち越されたのでした…。
(つづく)
※当シリーズは、これでいったんお休みさせていただきます。
また、間を置かせていただきますことを、ご了承ください。
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コメント
鉄道絵画、興味深いですね。
右上の漢字
何でしょうね?
説明書きか何かあると良いのですけれどね☆
投稿: ホシノ | 2017年4月13日 (木) 12:14
ホシノさんへ
コメント、ありがとうございます。
そうでしょう。
素敵ですよね。
おっしゃる通りですね。
説明書きが下の方にあればよかったのですが・・・(>_<)。
投稿: 京阪快急3000 | 2017年4月13日 (木) 19:55