こちらの記事の続きになります。
会場を出たあと、このジオラマが目に留まりました。
先ほど紹介した、浜大津駅のパネルの横に展示されていた、白鬚(しらひげ)駅周辺のジオラマです。
同駅は、1927(昭和2)年の北小松駅-大溝(おおみぞ)駅間の開通時に開設されました。
全国にある白鬚社(しらひげやしろ)の本社で、延命長寿の神様(「明神さん」、「白鬚さん」の通称がある)として知られる白鬚神社のすぐ近くに駅が作られ、駅名は神社参拝の玄関口でもありました。
ホーム部分です。
停車している気動車が、いい感じですね。
駅舎周辺です。
何とも、のどかな雰囲気です
。
ちなみに、手前の道路は国道161号線です。
現在は、このジオラマにある線路敷まで道路が拡げられています。
この当時は、まだボンネットバス
の時代だったのですね。
少し、驚きました・・・
。
こちらは、近畿の厳島(いつくしま)と呼ばれるゆえんである、白鬚神社の朱塗りの大鳥居が線路沿いから見えたものを再現したものです。
この風光明媚な光景は、沿線随一の撮影スポットとして、多くの方が撮影され、多くの名作品が残されています。
さて、この白鬚神社にまつわるエピソードがあるので、紹介しますね。
当時、この白鬚神社に最も多くの参拝者が訪れるのが、9月に行われる大祭「なるこ祭り」(通称)です。
この大祭が開催される日は、国道161号線沿いには多くの屋台が立ち並び、参拝者が車道を連なって歩いたり、線路と国道の間にあった松並木の下で休憩する人たちの写真も残されています。
ジオラマを見たあと、受付でこの企画展でも見た写真や資料などが掲載された、「江若鉄道の思い出 ありし日の沿線風景」という本を購入しました。
(上の写真が白鬚神社の大鳥居をバックに走る気動車です)
この本を見ることによって、この日見た企画展の「おさらい」などができました。
また、購入特典として、ペーパークラフトが付いてきました。
あと、この企画展のポスター(200円)も1点、購入しました。
でも、大きすぎてそのままにしています・・・
。
このあと、帰路に就きました。
石山坂本線では、写真は撮り損ねましたが、「きかんしゃトーマス号」に乗ることができました
。
往路の同じ経路で、京阪の三条駅で特急を待っていたら・・・。
出町柳駅16時43分発の快速特急「洛楽」が、「トーマス特急」の8000系でした。
往路でも車内で「あっ、トーマスだ
」という子供の声が聞こえ、振り返って見ると、この「トーマス特急」でした。
最近の子供達は、本当に「鉄道好きが多い」ことがあらためて分かりました。
以前も何度か、両端の車両に自分が乗っていると、乗務員室の背後に親子で電車
見物という光景をよく見かけました。
この「トーマス特急」のあとの特急(8000系)に乗車し、まだ明るいので、車窓を観察していると、淀駅(京都競馬場
の最寄り駅)に6000系のリニューアル編成がホームに停車しているのが目
に留まりました。
なので、特急は樟葉駅で下車し、あとから来る急行に最寄り駅まで乗車することにしました。
到着したのは、先ほど見た6000系のリニューアル編成(第2編成目。6007F)でした
。
この急行に最寄り駅まで乗車しました。
ちなみに、先ほどの特急とこの急行の車掌さんはどちらも女性でした。
女性の車掌さん、ふえてきましたね。
この急行の発車を見送ったあと、7連になった9000系(9001F)の準急を見ました。
この日は、コルセットを着用していましたが、遠出ができて、本当に良かったです。(完)

にほんブログ村

にほんブログ村