南海の「赤いラピート」に遭遇+@
南海は、人気列車ラピート(50000系)がデビュー20周年記念と「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 7 「虹の彼方に」」の上映にタイアップした、赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオン・バージョンという期間限定(4月26日~6月30日)で、赤色をまとったラピートを運行していて、大変な人気ぶりと聞いていました。
装具が届いた2日後の25日、私はその赤いラピート(いろいろな呼ばれ方があるようですが、たいてい、これでわかります)を見に行くべく、南海の難波駅へ赴いたのでした。
南海の難波駅(以下、同駅)のホームまで上がるのは、久々のことでした。
同駅には、12時前に到着しました。
「ラピート」の停車する専用ホーム(9番ホーム)にはゲートらしきものがあり、女性の係員さんがいたので、念のため(?)、撮影のためにホームに入っても構わないかどうかを尋ねると、入っても構わないとのことだったので、ホームへ入りました。
この段階では、同駅12時発の普通のラピートでした。
しばらくすると、そのラピートがホームに入線してきました。
私はホームの1番前に行きました。
(すべてスマホによる撮影です)
このラピートの一番の特徴は、やはり車両のデザインでしょう。
それは、車体がすべて曲線でデザインされ、直線が全くないという点です。
側窓もすべて、関西国際空港(関空)へのアクセス特急という使用目的から、航空機をイメージした楕円(だえん)形となっています。
「ラピート」とは、ドイツ語で「速い」という意味です。
その「ラピート」のロゴマークは、ご覧の通りプレート式となっています。
ラピートは6両編成×6編成(36両)、在籍しています。
この5号車が、50000形を名乗ります。
ちなみに、今回見たのは50001号車なので、トップナンバー編成となります。
いよいよ、関空に向かって発車します。
このあと、お待ちかねの・・・
赤いラピート「ネオ・ジオン・バージョン」が到着しました
この時間帯には、結構人が集まっていました。
特に親子連れが多かったです。
それでは、ここからこの「赤いラピート」の特徴を見て行きましょう。
この5号車(50000形50002号車)に、この「赤いラピート」向けのプレミアムなシートがあると聞きました。
プレミアムシートを拝見(わずかですが・・・)。
よく見ると、側窓にもエンブレムがラッピングされていますね。
それにしても、「ここまでやる」とは・・・。
私はこの場所で、同駅をあとにするのを待っていました。
この車体の周辺で記念写真を撮影している方が結構多かったです。
運転手さんが乗り込み、いよいよ発車です。
楽しいひと時でした(^^)。
さて、この駅は、阪急の梅田駅や近鉄の大阪上本町駅と同じ構造(頭端(とうたん)式)となっており、南海最大のターミナル駅でもあるため、ひっきりなしに列車が発着しています。
ではここで、「ラピート」以外の車両を見てみましょう。
こちらは、南海線用7000系の老朽化による置換えを目的に増備が進んでいる、8000系(2代目)です(初代8000系は、2001年に6200系に編入)。
この8010編成は、今年(2014年)製造された(8010F~8013F)で、現時点における最新ロットとなります。
この8000系ですが、車内インテリアなどがJR東のE233系に似ていて、「関西の民鉄車両ではあまり個性が無い」という話を聞いたことがあります。
そう言われればそうかも知れませんが、外から見た印象では、「別に悪くはない」と、個人的には思いました。
こちらは、南海線特急初代「サザン」用10000系(旧1000系の足回りを流用し、車体は新造)の置換え用に製造された、12000系「サザン・プレミアム」です。
車体デザインは個人的には、あまり好きではないのですが、プラズマクラスターという除菌装置のようなもの(?)を、鉄道車両では初採用とされたことが、大きな特徴でしょう。
ちなみに現在の特急「サザン」では、和歌山港寄りが指定席車(12000系または10000系)、難波寄りが自由席車(12000系は8000系、10000系は7100系と7000系)という編成となって運転されています。
この画像の12000系は、トップナンバー編成(12001編成)で、併結相手の8000系も(画像はありませんが)、トップナンバー編成(8001編成)であることを確認できました。
このあと、帰路に就くことに。
JR大阪環状線との乗り換え駅の新今宮駅までのきっぷを購入していたので、乗車および下車は南海線、高野線のどちらでもOKだったのですが、ホームを見渡し、泉北高速線の準急和泉中央行き(12時54分発)に乗車しました。
発車待ちをしていたのは、泉北高速では初期製造車の廃車や、南海に譲渡車が発生している、現役最古参の3000系です。
あとで分かったのですが、この3511編成は、現役の3000系で唯一スカート(排障器)が取り付けられていない編成であることが分かりました。
新今宮駅でホームを降りると、難波方面ホームに6000系、これまたトップナンバー編成(6001号車ほか)が、目に入ったので撮影しました。
ちなみに、先ほどの泉北3000系も含めると、この日は車番の下1ケタが「1」づくしでした。
最後に紹介するのは、モバイル鉄道スタンプラリーekiSh(エキッシュ)で購入した、デジタルコンテンツ「南海 50000系特急ラピート」です。
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コメント
こんにちは~。モモパパです~。
南海のラピートといえば青いカラーリングだとばかり思ってましたが赤いラピートが走ってるとは!
これは「ガンダム」のシャア専用モデルを意識した塗装なのかな。
ずいぶんイメージが変わって見えますね。
投稿: モモのパパ | 2014年7月 1日 (火) 09:38
こんにちは。はじめてコメント書かせていただきます。
噂では聞いていた赤のラピート。すごい!かわいい!見せて頂けてうれしいです。有難うございました。
私は鉄道はよくわかりませんが、好きです。
これからも、写真見せてください。
投稿: Woody | 2014年7月 1日 (火) 16:16
こんばんは、京阪快急3000さん
赤いラピート仕留めてきましたね・・
私も、先月の29日に孝子峠で狙おうと計画を立てていましたが
ほんと見られていたかのように、至急、仕事しろと連絡が入り
どんなにスケジュールを立てても、時間が取れなくなって
せっかくの計画が水の泡と・・・(>_<)
この敵は、何処で討ってやろうかと、無駄に計画中です~^^
投稿: みっかん | 2014年7月 1日 (火) 22:51
モモのパパさんへ
おはようございます。
いつも、コメントありがとうございます。
自分は「ガンダム」のことはあまり知らないのですが、この「赤いラピート」は、おっしゃる通り「シャア専用モデル」という設定と、ガンダムを知っている方から聞きましたよ。
本当に、イメージが変わって見えますね。
投稿: 京阪快急3000 | 2014年7月 2日 (水) 07:23
Woodyさんへ
こちらこそ、初めまして。
南海の「赤いラピート」の写真、(駅撮りですが)喜んでもらえて、嬉しいです。
鉄道がお好きなようですね。
これからもいろいろと紹介してまいりますので、よろしくお願いしますm(__)m。
投稿: 京阪快急3000 | 2014年7月 2日 (水) 07:27
みっかんさんへ
おはようございます。
いつも、コメントありがとうございます。
はい。念願叶って、仕留めることができましたよ(^^)。
先月の29日ですが、この日は定期運用が無く、和歌山市-住ノ江間を片道運転し、そのあと住ノ江検車区で、普通のラピートと並べて、撮影会があったそうですよ。
残念ながら、敵は討てそうにないですね・・・(ノ_-。)。
投稿: 京阪快急3000 | 2014年7月 2日 (水) 07:39
こんばんは。
ちょいと前の記事へのコメですみません。
でもでも、遡って見て、どうしてもこの記事に!
赤いラピート号、ネオジオン仕様車、
いいなぁーこんなゆっくり間近で見れて、
写真も撮り放題なんて!
青いのもカッコいいですけど、
赤いラピートも、かっこいいですね。
期間限定ではなく、ずっと走ってほしいなぁ。
投稿: やんぼー | 2014年7月13日 (日) 21:38
やんぼーさんへ
おはようございます。
いつも、コメントありがとうございます。
そうですね。
この「赤いラピート・ネオ・ジオン仕様車」、1編成のみでしかも期間限定だったので、大変な盛況ぶりでしたよ。
おっしゃる通り、ずっと走っていても良かったですね。
さて、自分が見に行ったのは平日でしたが、その他の週末には和歌山駅まで臨時列車として運転されたり、住ノ江車庫(南海線の車庫)で、青い(普通の)ラピートと並べて撮影会も催されたそうです。
ユーチューブで「赤いラピート」で検索すると、走行シーンや、この赤いラピートのカラーリングのモデルとなった、シャアというキャラクターの声優さんが出演された、出発式の模様などを見ることができますよ。
投稿: 京阪快急3000 | 2014年7月14日 (月) 06:29