もういちど、梅小路蒸気機関車館へ・・・(4)
こちらの記事の続きになります。
保存展示されたSLをひと通り見たあと私は、この車両がある場所へ赴いたのでした。
ある程度の年齢の方ならご存知かもしれませんが、その車体色からかつて「レッドトレイン」という愛称を持っていた50系客車(オハフ50形)です。
かつては1000両以上を有したこの50系客車も、2000年代初頭に引退しました。
意外なことにこの客車は鉄道友の会より、1979年にローレル賞を受賞しているのです。
前々回(2011年1月)の時は、ご覧のような姿でした。
この客車は「オハフ 50 68」でした。
サボ受けには「客車休憩所」という表示のものが見受けられました。
室内です。
冷房用の家庭用エアコン(画像の右上に見えるもの)が取り付けられている以外は、ほぼ廃車当時の状態でした。
こういったものを観察していると、今に生きる国鉄型客車を象徴するかのようです。
このあとこの客車を出て、こんなものを見つけました。
キハ58系ディーゼルカーや、0系新幹線などの車輪が展示されていました。
このあとだんだんと暑さが増してきたので、館内へ入りました。
このようなものや・・・。
鉄道関連の施設では、おなじみとなった鉄道ジオラマ。
そのとなりには、SLのナンバープレートが展示されていました。
ご覧のようなユニークなジオラマも見受けられました。
これらを見学したあと、先ほど紹介した50系客車でしばしの休憩を取り、13時より再開したイベント「SLのナンバープレートの拓本作り」に挑戦しました。
これは、SLのナンバープレート(レプリカ)に白い紙を乗せ、その上から自分の好みの色のチョーク(のようなもの)をこすり付け、自分だけのナンバープレートの複製を作るというイベントです。
魚釣りの魚拓(ぎょたく)のイメージに近いものとお考えいただければいいかと思います・・・。
このあと、私はとある場所へ向かったのでした・・・。(つづく)
室内です。
冷房用の家庭用エアコン(画像の右上に見えるもの)が取り付けられている以外は、ほぼ廃車当時の状態でした。
こういったものを観察していると、今に生きる国鉄型客車を象徴するかのようです。
このあとこの客車を出て、こんなものを見つけました。
キハ58系ディーゼルカーや、0系新幹線などの車輪が展示されていました。
このあとだんだんと暑さが増してきたので、館内へ入りました。
このようなものや・・・。
鉄道関連の施設では、おなじみとなった鉄道ジオラマ。
そのとなりには、SLのナンバープレートが展示されていました。
ご覧のようなユニークなジオラマも見受けられました。
これらを見学したあと、先ほど紹介した50系客車でしばしの休憩を取り、13時より再開したイベント「SLのナンバープレートの拓本作り」に挑戦しました。
これは、SLのナンバープレート(レプリカ)に白い紙を乗せ、その上から自分の好みの色のチョーク(のようなもの)をこすり付け、自分だけのナンバープレートの複製を作るというイベントです。
魚釣りの魚拓(ぎょたく)のイメージに近いものとお考えいただければいいかと思います・・・。
このあと、私はとある場所へ向かったのでした・・・。(つづく)
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コメント
50系客車が、イイ感じです。日本では少ないですが、客車文化も悪くないですよね。
投稿: キハ58 | 2013年9月20日 (金) 22:19
キハ58さんへ
おはようございます。
いつも、コメントありがとうございます。
この50系客車は、古くなった旧型客車を置き換えるために製造されたのですが、すでにこの頃から一般の客車列車が減り始め、同系オリジナル車は2001年に引退。そして津軽海峡線の快速列車「海峡」用に改造された5000番台も、2002年のJR東日本のダイヤ改正で引退しました。
その後、この中の一部の車両が中国へ譲渡されました。
客車関連の明るい話題といえば、やはりJR九州が来月15日から運行を開始する豪華列車「クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」ですね。
この列車は利用料金相当の豪華で優雅な旅を演出してくれる事と、自分は期待しております。
投稿: 京阪快急3000 | 2013年9月21日 (土) 05:46
おはようございます。
50系客車懐かしいです。
昔ローカル線でよく乗りましたよ。
999の展示以外にも様々な展示があるのですね。
私はC62 2の撮影に夢中になっていましたわ…
今回も夕方の転車台シーンをご覧になられずにお帰りになったようですね。
転車台でグルリと回るSLは迫力満点で一見の価値ありですよ‼
投稿: kaz_eg6 | 2013年9月21日 (土) 07:30
kaz_ez6さんへ
こんにちは。
いつも、コメントありがとうございます。
そうですか。
50系客車のローカル列車に乗られたことがあるのですね。
この日は、構内アナウンスで「猛暑ですので、十分ご注意下さい」という放送が繰り返し流されていたのと、暑くて食欲も無かったので、のちほど述べる場所へ移動したのでした。
夕方にそのようなものを見ることができるのですね。
次回は、その時間帯に訪問したいですね。
投稿: 京阪快急3000 | 2013年9月21日 (土) 13:43
ひやー見所満点ですねー
こちらの客車かどうか分からないのですが、阪南市で客車をレストランにしているところがあります。
制約はいろいろあるようですが、中々いい感じです。
投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年9月21日 (土) 15:36
阪南市テクノ森田さんへ
こんばんは。
お褒めのお言葉、ありがとうございます。
おっしゃっている客車、さっそく調べてみました。
「First Train」というお店(阪南市石田)で、客車は旧型のオハ46 378(元スハ43 378)だそうです。
機会が出来たら、訪問したいですね。
投稿: 京阪快急3000 | 2013年9月21日 (土) 17:49
こんにちは。
オハ50系は、余剰の機関車を活用して、旧型客車を一掃するという
コンセプトは良かったのですが、肝心のローカル線の鉄道輸送量が
予想以上に早く激減して、結局のところ実力を発揮できずに終わって
しまった不運な車種でしたね。
晩年は、青函トンネル専用に使われたりしてましたが、それも
数年でお役御免になって、同年代の電車や気動車がまだ
現役でがんばっているのに、ちょっともったいないような気がします。
個人的には、あまり個性の無い車両で(失礼)それほど記憶にも
残ってませんが(^^) ローレル賞をもらっていたんですね。
投稿: なかっちょ | 2013年9月21日 (土) 22:01
なかっちょさんへ
こんばんは。
いつも、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、50系客車は不運な運命をたどってしまった車両です。
この50系客車が当時、ローレル賞を受賞したのは、やはり「旧型客車を一掃するという目的」が大きな理由だったようです。
投稿: 京阪快急3000 | 2013年9月21日 (土) 22:41