阪堺電車訪問記(2012.11.18)(5)
こちらの記事の続きになります。
宿院から乗車して、私がもう一つ撮影をしたい場所がありました。
細井川(ほそいがわ)という電停です。
ここだと専用軌道なので、車と被る確率が少ない事を、ある方から教えていただき、ここで撮影することとしたのです。
あれこれと構図を考えているうちに、撮影したかった車両が、さっそくやって来ました。
この写真は、我孫子道で撮影したものですが、車体に「ちん電くん」が描かれている、デザインが変更されたモ601形モ601号です。
ちなみに、同電停で住吉側から撮ると、ご覧のような感じになります。
この後、なんと回送列車が!!
思わず、シャッターを切りました。
そして、もう1両撮影したかった車両が!!
「黄色い雲電車」のモ501号です。
モ501号を撮影後、帰路に就きました。
帰路は車内が、上の2枚の写真の車両に乗車できました。
阪堺ファンの方なら、もうお分かりですよね?
この位置に座った理由は、ご覧のような写真を撮ってみたかったからなのです。
やはり、何度か乗ってみて感じた事なのですが、この阪堺電車もそうですが、路面電車に乗車すると、郊外の鉄道とは異なる庶民的な感覚を味わえるという醍醐味を覚えます。
「いつまでも、この感覚を感じていたい・・・」。そんな気持ちになりました。
ちなみに、この車両の乗り心地も良かったです。
さて、今回もこの電停で下車しました。
恵美須町の電停です。
前回(11月10日)の時は、撮影のみ行った、モ161形モ165号(「鉄道喫茶 あびこ道」の広告車)です。
この日は、記念撮影か何かで、数名の方が撮影を楽しんでいらっしゃいました。
我孫子道側からの撮影です。
この塗装は、光線具合によって、車体の色が変わって(日光が当たると、明るく見える)しまうのです。
さて、発車の時刻となりました。
(位置は悪いかもしれませんが)発車していくところを見送りました。
この日は個人的には「阪堺電車を堪能できた」と自負しております。
今度は「キン肉マン電車」モ505号が、復帰する頃に訪問する予定です。
これで、今回の連載はお終いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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コメント
阪堺電車は専用軌道区間が結構多いので、東急世田谷線のような軽電車のイメージもありますね。
モ710号の回送、貸切として運行しているところを住吉で目撃しております。デジカメのデータには午前10時26分と記録されています。
投稿: のり | 2012年12月16日 (日) 21:23
こんばんは。
最初のにぎやかな車両は私は初めて見ます。
幾つかの企業での共同広告車両のようですが、
もっとこういうのが増えてもいいように思います。デザインもいいし。
黄色の白雲車両は青空のバックがいい感じです。
アドベンチャーワールドの車両は毎回見る度にペイントが変わってるような。
そんなはずはないんですが、毎年変わったりはしてるのでしょうかね。
投稿: ken | 2012年12月17日 (月) 00:25
のりさんへ
いつもコメント、ありがとうございます。
そういえば、自分はこの目で見た事がありませんが、東急世田谷線と似た雰囲気がある部分もありますね。
モ710号、貸切列車として運行されていたのですね。
情報、ありがとうございました。
投稿: 京阪快急3000 | 2012年12月17日 (月) 07:50
kenさんへ
おはようございます。
いつもコメント、ありがとうございます。
モ601号は、調べてみましたら「未来へつなごう!堺ちん電の会」という広告車でした。
おっしゃる通り、デザインは良いですね。
黄色い雲電車が到着した時には、晴れてくれました。
あと、アドベンチャーワールドの広告車は、つい先日、もう1両のモ701号が塗り替えられました。
投稿: 京阪快急3000 | 2012年12月17日 (月) 07:55
お~、良い雰囲気の電停ですね。
なるほど~、確かに専用軌道だと車と被りませんね!。
今度ためしてみます。
乗車するなら旧型車に限りますね、私も新型車はスルーしてしまいます。
室内の木のぬくもり、床に染みた油の匂い。釣りかけモーターの音・・・。
良いですね~!。
投稿: セノハチ | 2012年12月17日 (月) 11:28
こんにちは。
一日、阪堺電車を満喫された様でよかったですね。
ちんちん電車は、今の鉄道では考えられないゆっくりとしたスピードで走りますし、乗ってくる方もどこか下町っぽくて、乗っているだけで心癒されます。
ただ最近はあべのキューズモールができたせいか、休日にもなると凄い乗客率になります。
のどかな雰囲気を堪能するなら、我孫子道から恵美須町行きに乗るか、住吉公園から天王寺駅前行きに乗るのがいいかもしれません。
細井川で撮影されたのですね。
いい感じのカーブがあるのですが、横のマンションの影さえなければ絶好の撮影場所なのですがね~
ここのホームは、下りホームには屋根がないのですが、なぜなんでしょうか不思議です。
最近は京阪旧3000系ばかりで、601号も701号もまだ撮影できておりません…
投稿: kaz_eg6 | 2012年12月17日 (月) 13:40
セノハチさんへ
いつもコメント、ありがとうございます。
阪堺電車には、この細井川のように、専用軌道上にホームのある電停が複数あります。
少し寒かったですが、良い写真が撮れたと自負しております。
帰路に乗車したこのモ161形は、昭和3年から製造された、現役の路面電車では最古であろうと思われる吊り掛け式の車両です。
ただし、クーラーが設置できないため、11月~翌年4月頃までおよび、朝のラッシュ時と運用は限定されています。
セノハチさんも、来阪された際はぜひ、この阪堺電車に乗車される事をお勧め致します。
現在は、どの区間に乗車しても初乗りが200円です。
また、1日乗車券も発売されています。
すみません、宣伝してしまいました。(汗)
投稿: 京阪快急3000 | 2012年12月17日 (月) 19:18
kaz_ez6さんへ
こんばんは。
いつもコメント、ありがとうございます。
はい。この日は一日、阪堺電車を堪能できました。
おっしゃる通り、阪堺などの路面電車(ちんちん電車)は、どこか「下町風情」を感じるところがありますね。
さて、自分が恵美須町にこだわっているのは、そこなのです。
天王寺駅前方面の列車は、恵美須町方面の列車に比べ、乗車率が高いように見えるのが、我孫子道あたりで観察していて分かりました。
「あべのキューズモール」という商業施設が出来て、阿倍野界隈が再開発されているからなのですね。
細井川電停近くに大きなマンションが確かにありました。
実際は、そのマンションも写っていましたので、トリミングをしております。
あのマンションが出来る前は、どんな光景だったのでしょうね・・・?
あと、下り(浜寺方面)ホームに屋根が無い事もなぜか気が付かずに撮影に没頭していました・・・。
kaz_ez6さんのブログを拝見すると、最近は京阪の旧3000系の写真の記事が多いような気が致します。
昨年はJRの「日本海」でしたね。
まあ、京阪旧3000系も引退後はどうなるのか、分からないので、今のうちにしっかりと記録しておく事も大切ですね。
投稿: 京阪快急3000 | 2012年12月17日 (月) 19:38