京阪大津線撮影日記(3)(2012.10.27)
こちらの記事の続きになります。
私達はこの後昼食をとるため山科駅まで戻り、その後、600形「京阪線特急色」が展示されている、四宮(しのみや)車庫に赴いたのでした。
その四宮車庫(以下、同車庫)のある四宮駅まで乗車した800系がトップナンバー編成(801F)でした。
この編成のみ、車内に大津線の歴代の車両の写真が掲出されていて、前面の記念HMも、他の編成とは異なっていました。
さて、私達が同車庫へ着いたのが、12時半頃でした。
展示は、12時から行われていましたが、人混みの事を考えた結果、あえて時間をずらしたのでした。
私達が来た時は、ご覧のように「準急・三条」の標識板が掲出されていました。
その前には「急行」の標識も掲出されていたとか・・・。
正直、見たかったです!!
この時はご覧の通り、車内へ入る事もできました。
車内へ入る前にぜひともチェックしておきたい部分がありました。
両車両の連結部分です。
車体は種車である300形の丸屋根が、そのまま残っていました。
この後、私は車内を見学しました。
この603-604の編成は、1984(昭和59)年に錦織工場(最寄り駅は、石坂線の近江神宮前)において、誕生しました。
車内そのものは、大きな変化はありませんでした。
乗降扉の隣にある、週刊誌ボックスは、京阪線の車両にはないアイテムのひとつと言えましょう。
私が石坂線を訪問したのは、今年の1月以来でした。
この時は、このような掲示物は無かったと記憶しております。
私が車内を出た頃には見えにくいかもしれませんが、標識板が「準急・石山寺」に変わっていました。
展示の時刻が終わりに近づく頃には、ご覧のようになっていました。
四宮駅へ向かう途中で撮影しました。
800系も2編成が展示されていました。
四宮駅のホームから撮影しました。
なつかしい警笛が聞こえました。
京津三条-御陵(みささぎ)間が現在の姿になる1997年までは、この600形は700形とともに京津線で京津三条-浜大津間の準急運用に就いていた時期がありました。
私は一時期、蹴上まで通勤していました。
その時は、600形や700形の準急が警笛を鳴らしながら走行しているのを「一度は乗ってみたい」と、憧れの眼差しで眺めていたのを、今でも記憶しています。
この後私達は、到着した浜大津行きの800系に乗車しました。
今度は定期運用として、京津線の併用軌道区間を走行しました。
この日、同車が京津線を走行したのは、これが最後でした。
ちなみに明日(3日・土)は、錦織車庫で「大津線感謝祭」というイベントが開催されます。
この「特急色」の600形も展示されるそうです。(つづく)
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