京阪「3000系特急車 最後の夏 ~京阪線1日乗車券~」を使って・・・(その5)
(その4)の続きになります。
京阪線の駅から少し大阪寄りに向かってあるいたところに、ケーブルカー乗り場がありました。
こちらが、現在の男山ケーブルの車両です。
旧3000系(現8000系8531F)と同じ、オレンジとレッドの京阪特急色です。
今から11年前の2001年より、営業運転を開始しました。
ここで、当時発売された「リニューアル記念」と題された「スルッとKANSAI Kカード」をご覧いただきます。
ご覧のように2001年の7月11日より、運転を開始された事が分かります。
先代の車両は、1955(昭和30)年のケーブル線復活時より、長らく活躍していました。
つい先日、部屋からこのような物が出てまいりました。
この記念乗車券ですが、記憶があまり無いのですが、右下の「ご乗車記念」のスタンプが押印されていません。
おそらくこの時は、引退する先代の車両だけを撮影して、乗車せず「撤収」したものと思われます。
その証拠となる写真も出てまいりました。
かすかな記憶では、2000年の5月頃に守口市の京阪百貨店に所用があり、そのついでに立ち寄ったものだと思われます・・・。
当時はこんな感じでした。
さて、2001年7月にデビューしたこの車両に乗るのは、実は訳あって初めてなのです。
なので、いろいろと撮影してみました。
側面は、こんな感じです。
この緑色の天井にまでとどく手すりのデザインは、エジソンがこの八幡の竹をフィラメントとして利用して発明した白熱電球をモチーフとしているものです。
さあ、いよいよ出発です。
短いトンネル(初詣シーズンなどの繁盛期の車両交換の際に使用されている)を抜けると、このような景色が見えてきました。
往路では、良い写真が撮れませんでした。
およそ3分で、男山山上に到着です。
駅舎を撮影しておきました。
本来なら、言わずと知れた岩清水八幡宮まで、散歩がてらに参拝しようかと思っていたのですが、所用があるのを思い出し、申し訳ない気持ちを抱きつつ、折り返しました。
再びホームへ入る前にこのような掲示物が目に留まりました。
この日は、ある程度需要があったのか、15分間隔で運転されていました(通常の閑散期は30分間隔で運転)。
今度は山上側から撮影しました。
車内に入り、駅名標を撮影しました。
今度は八幡市駅へ向かって出発です。
遠くに木津川と木津川橋梁(赤色の鉄橋)が見えてきました。
カメラの望遠機能を使用して撮影すると、ちょうど3000系の特急が橋梁を抜けるシーンが撮れました。
この時の車内です。ある程度の利用客を目にしました。
ほどなく八幡市駅に到着です。
もう一度、撮影しておきました。
ケーブル線の改札を出て、京阪線のホームへ入り「せっかく1日乗車券を持っているから、交野線の「ひこぼしくん・おりひめちゃんのラッピング電車を撮影しよう」と思い立ち、枚方市駅で尋ねると、この日は運用は無いという事だったので、このまま帰路に就きました。(完)
※おまけ画像
帰路の列車の車内広告で「京阪旧3000系ラストラン」の告知を見つけました。
自分が言うのも何ですが、撮影される皆様はきちんとマナーを守って、撮影をお楽しみ下さいね。
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