阪堺電車「第14回路面電車まつり」に参加(その3)
(その2)の続きになります。
ここでは、同イベントにて展示・公開されていた車両などを紹介します。
ファンの間では特に人気のある車両である、モ161形モ168号「青い雲電車」です。
こちらは、私が昨年(2011年)2月20日に撮影した、同車の写真です。
モ251形モ256号です。
元京都市電1800形6両を譲り受け、阪堺ではモ251形となりましたが、高速運転に適さなかったことから、1995年に全車引退しました。
阪堺ではこのモ256号が、ご覧のように静態保存されています。
もうひとつ、忘れてはならない保存車両があります。
そうです!!昨年の同イベントの「主役」だった、モ161形モ161号です。
ここで気付いたのは、前面の方向幕が「復活」しているのです!!
こちらは、昨年の「お披露目」で公開された際の同車です。
ご同伴されていたのり様にお話しを伺ってみると「(あの時、方向幕は)板で隠していただけだったのですよ」との事でした。
そういえば、よーく見ると「鉄板のようなもの」が被さっていますね。
つまり、その時の運転に応じて「方向幕の表示/非表示」が可能なのです。納得しました。(^^)
さて、今回は同車をじっくりと観察できたので、いろいろと撮影してみました。
「ワンマン」の標記なども「復活」しています。
側面の一部には、広告なども入っています。
「いつでも運用に入れる」ための対応でしょうか・・・?
この車両が1928(昭和3)年製というのですから、驚きです!!
今回の向かって左側の撮影の「限界」はここまででした。
せっかくですので、前述のモ168号と同じく、昨年の2月20日に私が撮影した同車の写真をご覧いただきます。
この後、少し移動してみました。
ファンの間では「黄色い雲電車」(?)と呼ばれていた車両は、グッズ販売のブースの裏に隠れていました。
「福助電車」のステッカーが掲出されています。
モ161形モ172号です。
その隣には「南海思い出ミュージアム」という大きな横断幕が掲げられたモ163号の姿が見えました。
この車両に掲示されていたパネルの一部を紹介します。
南海の高野山駅です。「あの日の思い出」が蘇ってきました(少々大袈裟でしょうか・・・?)。
昔の高野山の駅舎の写真も展示されていました。
続いて、高野線のかつての名車を紹介したパネルです。
かつて、高野線の山岳区間で活躍していた、21000系と、22000系です。
21000系は引退後、大井川鐵道や一畑電車に譲渡されました。
一方22000系のうち一部の車両は、支線区向けに2200系などに改造され、うち1編成は観光列車「天空」向けに大改装されました。
その他の車両は、旧貴志川線だった和歌山電鐵や熊本電気鉄道に譲渡されました。
先代「こうや」用の20000系です。この車両は、当時としてはかなり「豪華な車両」だったと聞いています。
この他にも、親会社である南海の懐かしい駅や車両の写真のパネルが展示してありました。
モ503号を見つけました。
この車両が運用に入ったのを、自分は見た事が無いのですが、(下回りかどこかの)調子が良くないのでしょうか・・・?
この車両を撮影してから、私は会場を後にしました。
本当はもう少し、留まりたかったのですが、個人的な用事で止む無く「撤収」です。
我孫子道の電停まで戻ってきました。
天王寺駅前行きのモ601形601号です。「路面電車まつり」の横断幕が掲出されていました。
撮影していらっしゃる方も見受けられました。
私は、この後の恵美須町行きに乗車しました。
結構、混雑していました。
恵美須町に到着です。
一度撮影したかったんです。この場所から「通天閣」を・・・。(笑)
私が乗車したのは、このモ701形709号でした。
また機会ができたら、「「阪堺電車」に「乗り鉄」と「撮り鉄」をしたい」と思った私でした・・・。(完)
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