阪堺沿線へお出かけ(2012.4.28)(その2)
(その1)の続きになります。
住吉鳥居前に到着した私は、少しばかりのりさんを探しました。
それらしい人を見つけて、私は「こんにちは。初めまして」と軽く会釈をし、のりさんとご対面する事ができました。
その後、しばし行きかう阪堺の車両を撮影する事になりました。
私が撮影したものから、いくつかご紹介します。
阪堺の「広告車」の中で最も両数の多い「岡崎屋質店」とはちがう質屋さんの「米田屋質店」の広告車、モ351形モ351号です。
結構派手だと思いました。
こちらが「阪堺電気軌道」として南海から独立する前の南海大阪軌道線時代の「金太郎塗り」を復元させた2両のうちの1両、モ501形モ505号です。
こちらは「福助電車」となっています。
私が前回(2月12日(日))に訪問した際は、この2両が並ぶシーンが我孫子道で撮影できました。
こちらがその写真です。
この後、先程の「米田屋質店」よりもっと奇抜な広告車が姿を見せました。
「DAINICHI J&Z」というパチンコ店の広告車、モ701形モ706号です。
ちなみに背景の建物は、昔ながらのものから比較的新しいものまで点在し、電車とうまく溶け込んでいるようにも見えました。
この後、私達は沿線の花壇のある妙国寺前まで移動しました。
少し歩いて、ちょうど椿の花だったかと思いますが、それらが咲いている場所で撮影しました。
「アドベンチャーワールド」の広告車、モ701形モ710号です。
モ701形モ707号です。この位置だと、何の広告か分かりませんね。(^^ゞ
「天王寺都ホテル」の広告車、モ701形モ704号です。
カメラの望遠機能を使用して、後追いで撮影してみました。
こちらに向かってくる電車が見えるのがお分かりでしょうか?
モ601形603号の浜寺駅前行きが到着しました。
この車両に乗車して、今度は浜寺公園のある、終点の浜寺駅前に向かいました。
「阪堺線全線開通100周年記念乗車券」の広告を見つけました。
「限定100部」のものには「完売しました。ありがとうございました」と手書きされていました。
ちなみに私は、「限定1000部」の方を、天王寺駅前で購入しておきました。
浜寺駅前に到着しました。
この広告はのりさんいわく「沿線の葬儀屋さん」のものだとの事でした。
浜寺駅前の駅舎です。
浜寺公園に到着しました。
私が「浜寺公園に保存されている阪堺の電車が見たいです」という要望で少し歩き、浜寺公園内にある「浜寺交通遊園」まで移動しました。
この時点で正午を廻っていました。
ご覧のパネルの通り、有名な蒸気機関車(SL)の「デゴイチ」こと「D51」の496号機が保存展示されていました。
これがその「D51 496号機」です。
その奥に緑色の電車らしきものが見えるのがお分かりでしょうか?
パネルの解説の通り、かつて活躍していたモ121形モ130号が2001(平成13)年3月より展示されています。
実は私が見たかったのは、こちらでした。
両方向で行先表示(「えびす町」、「浜寺駅前」)が異なっていました。
これは後でのりさんにお伺いして分かったことなのですが、このモ130号は搬入当初の塗装は「水色の雲電車」でした。
その後、車体の痛みが激しくなり、昨年の春に佐野工科高校の学生さん達の手により、現在の「旧南海軌道線色」にお色直しされたとの事でした。
ちなみにこのモ130号は、車内にも入る事ができました。
車内は、廃車当時のままの状態で保存されていました。
このモ130号が、引退した当時(2000(平成12)年)の運賃はご覧の通りでした。
鯉のぼりとモ130号とが、うまく撮れた1枚です。
ちなみに画像に写っている信号機は実際に使用されていた「本物」でした。(つづく)