今年のGWの思い出「初めての高野山観光」(2012.5.5)(その5)
(その4)の続きになります。
高野山駅へ到着した私達は正午前だったので、私の提案で「まず、お昼を取ってからおみやげを買って、それから観光しましょう」とSさんに言うと「そうしようか」というお返事でした。
まずは、高野山駅前から出ている「南海りんかんバス」(以下、バス)に乗車して、昼食を取るお店とおみやげ屋さんの近くにあるバス停まで移動することにしました。
昼食を済ませた頃には正午を回っていました。
この後、私達はおみやげ屋さんでおみやげを購入し、いよいよ観光に出かけました。
「2時40分(高野山発)のケーブルカーに間に合うようにしましょう」
という案にSさんも賛成してくれて、私達はまず南海が発行している観光ガイドから「金剛峰寺」を見に行く事にするため、到着したバスに乗車しました。
ところが私のミスで、高野山駅へ向かうバスに乗車していまい、途中で気が付いたので良かったのですが、すぐそのバスから降りて、改めて金剛峰寺の近くまで行くバスに乗り換えました。
ここでロスタイムが発生したのが、今思うと悔やまれます。
バスを降りた私達は、私はコンデジ、Sさんは携帯のカメラで思い思いに撮影を始めました。
以下の2枚の写真は、私が撮影したものです。
この後、私達は金剛峰寺へ向かいました。
この画像の奥にある場所で流れている水で手を洗い清め(この部分をどう表現したら良いか分からなかったので、こういう文章になってしまいました。ご了承下さいませ)、金剛峰寺を参拝しました。
参道にはご覧のように、観光客が大勢見受けられました。
この門を抜けると、金剛峰寺が見えてまいります。
こちらが金剛峰寺です。
この金剛峰寺は「高野山真言宗の総本山で、全国3600に及ぶ末寺の宗務を司っている」との事です。
金剛峰寺から出たところ(だったと思います)です。
次に私達が訪問したのが、檀上伽藍(だんじょうからん。以下、現地)と呼ばれている場所です。
この場所に、かの有名な根本大塔や金堂など、由緒ある建造物が集まっているのです。
現地まではバスでも移動できましたが、徒歩でも十分移動できる事が分かったので、徒歩で向かうことにしました。
途中、「平成の大修理」と、まるであの「姫路城」を連想してしまった、常喜院という建造物を見つけました。
「姫路城も、あの工事が完了したら、ぜひ見に行きたい・・・」と思いました。
さて、金剛峰寺から歩いておよそ9分ほどで、現地に到着しました。
「出来れば拝観も・・・」と考えていたのですが、時間の関係で結局、現地の主な建造物の外観の撮影だけに終わりました。
それでは、私のカメラで撮影した建造物を簡単に紹介してまいります。
1843(天保14)年の大火で消失しましたが、1984(昭和59)年に再建された東塔です。
こちらは、愛染堂です。
説明板の通り、海外からの観光客の人たちにも分かるように、英語による標記も併記されていました。
続いて、愛染堂の左隣にある「高野山のシンボル」と表現しても過言ではないくらい有名な建造物、根本大塔を撮影しました。
現在の建物は1923(昭和12)年に再建されたもので、高さは48、5mあります。
パンプレットなどで見た写真に比べて、あまりの大きさに圧倒されました。
ちなみにこの画像は、横向きですが、後で「カメラを縦向きにして撮れば良かった・・・」と後悔している次第です。(涙)
この金堂は、819(弘仁10)年に弘法大師が創建されましたが、幾度も消失し、現在のものは1932(昭和7)年に再建された7代目になります。
弘法大師が住んでいらっしゃったというお堂、御影堂です。
現在のものは、1847(弘化4)年に紀州徳川公により再建されたものです。
伽藍の北西の大きな杉の木に囲まれるように建っている、高さ27mの多宝塔、西塔です。
ちょうど工事中だった、中門です。
高野山開創1200年記念事業として、再建作業が進められています。
中門は1843(天保14)年に7代目が消失しました。この工事が完了すると、172年ぶりの再建となります。
国宝に指定されている不動堂です。
1197(建久8)年、行勝上人の建立という言い伝えがあります。
鐘楼(しょうろう)もありました。
「高野山の草創」という説明板もありました。
「高野山開創1200年」のイメージキャラクター、「こうやくん」です。
僧侶の姿をした、かわいいキャラクターだと思いました。
これらの建造物の解説は、南海電鉄が発行している観光パンフレットを参考にさせていただきました。
本当は、女人堂や徳川家霊台も見学する予定でしたが、時間が無かったので、今回はあきらめました。
これらを見学した後、私達は14時40分発のケーブルカーに間に合うように、バスを待っていました。
やや遅れてバスが到着し、私達は帰路に就くのでした。(つづく)
※補足:ここで、今回訪問した高野山や最近では、平泉や小笠原諸島も登録された「世界遺産」について、南海電鉄発行の高野山観光ガイドのパンフレットより、引用させていただきます。
遺跡や文化的価値の高い建造物、貴重な自然環境を保護・保全し、人類にとってかけがえのない共通の財産を後世に継承していくことを目的に、ユネスコの世界遺産条約に基づく世界遺産リストに記載されている物件のことをいいます。
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