阪堺電車訪問記(2012.2.12.)(その7)
(その6)の続きになります。
長かったようで、短かったような今回の阪堺電車訪問も、いよいよ終盤です。
グッズを購入後、大和川橋梁で考えていた帰路についてですが、結局恵美須町まで乗ることに決めました。
さて、電停で恵美須町行き列車を待っていると・・・なんと、モ505号の「福助電車」では、ありませんか!!
「「福助電車」に乗ると縁起が良い」という噂を聞いていましたが、私は心の中で大喜びしたのでした。
運転席前部の座席が空いていたので、そこの座りました。
さっそく「撮り鉄」開始です。(笑)
天井部に「福助」のステッカーがたくさん貼ってありました。
このモ505号は、帝国車輌で1957(昭和32)年に製造されたようです。
もう製造から50年以上経っているのですね。
モ161形もそうですが、「阪堺は古い車両を大切に使う素晴らしい鉄道会社」だと、改めて感心しました。
「レトロ調の車両」も良いのですが、やはりこうした「年季が入った車両」の方が私は好きです。
東玉出の電停で、たまたま少しレトロな駅名標が目に留まったので撮影しました。
このあと、「?」と思った事に気づいたのでした。
運賃箱の下側のある「レバー」が「動く」のです。
これについて、ご存じの方はご教示願えないでしょうか?
このあと、前方右側の座席が空いたので、そちらへ移動しました。
モ504号とすれ違うところです。
恵美須町駅が見えてきました。
恵美須町駅に到着です。ここで記念撮影です。
南海大阪軌道線時代は、この部分は大型の「系統付きの行先方向幕」でした。
画像右下にご注目下さい。
なんと、兎の上に福助さんが乗っているではありませんか。
これには、私も驚きました。
ちなみに到着時刻は午後2時を回っていました。
こちらが、今回の訪問で購入した一日乗車券「てくてくきっぷ」です。
ご覧の通り、乗車した年月日をスクラッチする仕様となっています。
今回の訪問で、阪堺のすべての現役車両に乗車できました。
そのほか、以前の訪問で気づかなかった「名所」が阪堺沿線には数多くあることを実感しました。
阪堺電車の今後のより一層の発展を願いつつ、時間ができたら、再訪したいと思っている次第です。(完)。
※おまけ画像
これらの画像は、帰路における大阪市交堺筋線に乗車した時の様子です。
ローリーファン装備の阪急5300系に乗車できたのは、久しぶりでした。
また、奇遇にも昨年の阪急京都線のダイヤ改正で設定された、大阪市交堺筋線天下茶屋-阪急京都線河原町間の「堺筋準急」を見ることができました。
(完)
| 固定リンク
「阪堺電気軌道」カテゴリの記事
- 旧阪堺恵美須町停留所を訪ねて・・・(番外編)(2020.02.02)
- 旧阪堺恵美須町停留所を訪ねて・・・(後編)(2020.01.30)
- 旧阪堺恵美須町停留所を訪ねて・・・(前編)(2020.01.28)
- 阪堺電車訪問記(2018.12.15)(6)(2019.02.17)
- 阪堺電車訪問記(2018.12.15)(5)(2019.02.10)
コメント