「おおさか市営交通フェスティバル」に初参加(その4)
(その3)の続きになります。
今月10日(土)より営業運転を開始した、御堂筋線の新型車両、30000系を撮影した後、今度は貴重な地下鉄車両の静態保存車両を見学しました。
そうです!!ステンレス製の30系(3062号車)です。
製造銘板です。「近畿車輛 昭和42(1967)年」となっています。
この3062号車は元をたどると、谷町線東梅田-谷町四丁目間開業用として登場した「7000形-8000形」という「2両ユニット車両」のうちの1両(7001号車)で、7001号車はのちに「30系」の一員となりました。
まず御堂筋線に転入した際、「3094」に改番され、1980年に四つ橋線に転入の際、再度改番(3062)されました。そして、1993年10月20日付で、廃車となりました。
この30系はアルミ製の車両も登場し、一時期は363両という一大勢力を形成した時期もありました。
しかし、現在の主力車両である「新20系」の増備で、徐々に数を減らし、現在は奇遇にも、谷町線で最終製造グループ車の冷房改造された車両が残るのみとなりました。
その3062号車は、廃車当時のままの状態で保存されていました。
実際に車内に入る事ができました。
このファンデリアも、今となっては「懐かしい昭和の香り」がするというのは、過言でしょうか・・・?
車内広告やステッカーなども、廃車当時のままでした。
乗降扉は原型ではなく、後に交換されたものです。
この解説パネルの30系の写真は、谷町線で運用されている、30系です。
この30系を見学後、今度は廃車となった、10系の1104号車の運転台のカットボディが展示されていました。
「あびこ」という表記も懐かしいですね。
再び屋外へ出ると、今度は現役の四つ橋線用新20系(23系)が3編成並んでいました。
行先表示にご注目を。
左から順に「北加賀屋」、「大国町」、「玉出」と、「北加賀屋」以外は、普段見ることのない表示でした。
「こんな駅のコマも用意されていたのか・・・」と思いました。(その5へつづく)
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