京阪 撮影&乗車日記(2011.8.28)(その2)
(その1)の続きになります。
京阪百貨店守口店の東出入り口側のそばに、このような物があるのをご存知でしょうか?
車輪のモニュメントとともに、「京阪電鉄守口車庫・工場跡の碑」と刻み込まれた石碑が鎮座しています。
(角度が悪くて)少々読みづらいかもしれませんが(汗)、要約すると、「かつてこの地に京阪電車の守口車庫および車庫がありました」という文章です。
往年の関西鉄道ファンの皆様ならご存知かと思いますが、現在の「寝屋川車庫・寝屋川工場」が完成するまでは、この「京阪百貨店」がある場所に「京阪守口車庫・守口工場」が1972(昭和47)年まで存在していました。
この「京阪百貨店守口店」も、昨年(2010)年でオープンして25年が経ちました。
「すがたも心もきれいな百貨店」というキャッチフレーズの通り、この守口の「京阪百貨店」は25年以上経った現在でも、本当に「きれいな百貨店」だと私は思います。
京阪百貨店はその後、「ひらかた店」、「くずはモール店」、「モール京橋店」、「すみのどう店」と店舗数を増やし、現在に至っています。
この日、7階書籍売場(旭屋書店 京阪守口店)で購入した書籍はこちらです。
毎日新聞社発行の「日本の私鉄 阪急電鉄」です。
このシリーズは、すでに関東の大手私鉄各社(東京メトロを除く)について、広岡友紀氏が執筆された書籍で、本書は関西の大手私鉄では、この「阪急電鉄」を最初に採り上げました。
私もまだ、一部しか読んでいませんが、本書は単なる「鉄道趣味」のみに留まらず、阪急電鉄の「歴史」や「事業戦略」などについても詳細に執筆されており、阪急電鉄を「民鉄経営の教科書的存在」と表現されるなど活字が多いですが、中身は濃い内容となっています。
阪急電鉄に興味のある方には、ぜひ読んでもらいたい書籍だと、私は思います。
帰路は2600系2605Fの準急出町柳行きに乗車しました。
ちょうど(その1)で紹介した普通中之島行きの「折り返し列車」となります。
ダイヤ改正後の中之島線には、まだ乗車していないので、後日訪問しようと思っています。
私が2600系0番台に乗車するのは、久しぶりでした。
車両は、「スーパーカー」2000系の初期製造車からの改造車である2813に乗車しました。
実際乗ってみると、台車が「空気ばね」なのか乗り心地も良く、車内もきれいでした。しかし一般の乗客から見ると、「古びた電車」に見えるかもしれませんね。
途中、淀屋橋へ向かう8000系30番台の特急とすれ違いました。
「デビュー40周年記念HM」は、まだ掲出されていました。
この「8000系30番台」も、以前何度か述べたかと思いますが、「塗色変更してほしくない」車両のひとつと思っています。
最寄り駅で1枚撮影しました。
京阪の車両の中では、比較的経年の高い、2200系やこの2600系0番台は今後どうなるのでしょうか?
気になった次第です。(完)
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