シリーズ「過去の撮影記録から」(13)「中之島線開業前の京阪線 2008」(その3)
(その2)の続きになります。
今回は、(その2)から約3ヶ月後の9月9日に関目駅にて撮影した記録を紹介します。
まずは、こちらをご覧下さい。
ご覧のように「種別・行先表記の書体」が、変更されています。
この書体が現在も続いているもので、京阪線車両の「塗色変更」と「ロゴマーク制定」とともに当時、逐次京阪線のすべての車両に施工されました。
この日は、京阪線で運用されている、書体が変更された、全ての車両が撮影できたので、特急用車両の8000系から紹介してまいります。
下の画像は、旧「初代3000系3505F」で、最後はHMを掲出して運転されたことは、(その2)でも紹介しました。
ご覧のように、すでに「8000系30番台」として8000系の一員に「編入」され、「8531F」と編成名も改めました。
3年経った現在でも、「塗色変更」されていない事は、往年の京阪ファンの方々にとっては、「一服の清涼剤」という表現は、ちょっとおかしいでしょうか・・・?
9000系9001Fの特急列車です。
この日は新旧両塗装の7200系が撮影できました。
上の画像は、(その2)でも紹介した「塗色変更第1号」の7201Fで種別幕も「区間急行」に交換されていました。
7000系7001Fの普通列車です。すでに「PiTaPa Train」のラッピングは終了したようです。
6000系6004Fの急行列車です。
次に紹介するのは2600系の「純然たる新造車」、「2600系30番台」です。
その中でもこの2632Fは、この年(2008年)の8月27日に塗色変更された編成です。
新しくなった前面の種別・行先表示幕の様子がよく分かる1枚だと思います。
一方こちらは、「2600系0番台」2628Fの区間急行です。
2400系2456Fの普通列車です。
この編成は、現在もこの塗色を維持しています。
2200系2207Fの普通列車です。
5000系5554Fの普通列車です。ご覧の通り5000系のみ、「ロゴマーク」は一番端の乗降用扉に貼り付けれているのがお分かりでしょうか?
この2編成は、現在は塗色変更を済ませました。
1000系1506Fの普通列車です。
この編成も先に紹介した2400系2456同様、この塗色のままです。
以上、関目駅での撮影記録を紹介しました。
京阪が2012(平成24)年度までに京阪線全車両に完了予定の「塗色変更」は、一部のファンの方は「似合わない」、「今までの塗色の方が良い」などという意見が出ており、私としては「複雑な心境」です。また私としては、 「初代3000系」の8000系30番台(8531F)は「塗色変更はしてほしくない」と思っています。
なぜなら「「京阪特急」の「伝統色」を後世まで残してほしい」、「ダブルデッカー(2階建て)車両の「時代祭のイラストも秀逸の出来だから」です。
蛇足ながら、南海の車両の関空開港時の頃の「ロゴマーク制定」と「塗色変更」の頃、私はあいにく体調を崩してしまっており、「旧塗装」は文献の上でしか見た記憶が無いのですが、あちらについては、当時のファンの方々の「心境」はいかがだったのでしょうか・・・?
(その4)では、いよいよ10月に入り、滝井駅で撮影した記録を紹介します。(その3へつづく)
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