「Yさん」撮影の京阪の写真(2)
(1)の続きになります。
今回は、「京阪マニア」(?)向けの車両、2600系(0番台)のYさんが撮影された、貴重なシーン(と思う)を捕らえた写真を紹介します。
まずは、こちらから。
2614Fに続く、2600系0番台2本目の「新旧混色編成」、2609Fの準急中之島行き(中書島にて)です。
同じく区間急行中之島行きの運用に就いた2609Fです(門真市にて)。
旧塗装のままの2609が先頭の、区間急行萱島行きです(土居にて)。
少々ややこしい話になるのですが、この2609Fは、7両すべてが塗色変更された2614Fのうち、大阪寄りの2両(2825-2625)を抜き取り、5連運用だった2609Fを京都寄りに組成させた結果、同系列間で「トレード」して誕生した編成であることが、同社のHP内の「車両資料館」の「基本編成表」(2011.6.7現在)で分かりました。
京阪の車両で、同系列間で編成の組み換えが出来る車両は、この「2600系(30番台は落成時の7連×4本に戻っている)」のほかは「2200系」と、現在の京阪では「古豪」にあたる車両が対象となっています。
一方、2614Fはと言いますと・・・。
ご覧のように、宇治線の運用に就いていました。
Yさんのお話によりますと、大阪寄り2両が「新京阪カラー」の2826-2626で、京都寄り2両が旧塗装の2614-2914という「混色編成」となっています。
こちらは、2626と2914の連結部分です。つまり、2614Fは、中間の3両(2603-2703-2803)を抜き取り、以下に示す4連に組み替えたと思われます(2枚とも中書島にて)。
2614-2914+2626-2826
さて、残った2604ほか5両は、前述の「基本編成表」には、「5連」の欄に掲載されていましたが、先日(今月2日)、寝屋川車庫にて、列車内から見たので、詳細は不明ですが、札のようなものを付けて、留置線の一番奥に留められているのが、見受けられました。
もしかして、廃車を前提とした留置かと、私は思いました。
以上、今回Yさんから受け取った京阪電車の写真の解説を終わらせていただきます。(完)
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